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乾燥肌
子供は皮脂の量が少ないため、冬に皮膚は乾燥します。ひどい場合には布団に入って温もると痒くなり、イライラや不眠の原因になります。エヤコン、コタツなどの快適に暮らす道具も空気を乾燥させ、皮膚を乾燥させます。
汗やあかは痒みの原因となります。お風呂ではその子にあった石鹸をやさしく使って汗やあかを落とし、石鹸をよく洗い流すようにして下さい。タオルでゴシゴシ洗うと皮膚を傷つけ、皮膚の機能を破綻させ、よけいに悪化し、痒みが増します。
直接肌に触れる下着などは吸湿性の良い木綿のものを1、2回洗って柔らかくしてから使用して下さい。抱っこする人の服なども含め毛糸などの刺激が赤ちゃんの肌に直接触れないようにして下さい。
アレルギー状態を呈する遺伝的な素質をアトピーといい、アトピー体質を持っている子供にできる湿疹をアトピー性皮膚炎といいます。遺伝、体質、ストレス、友人関係、生活環境、アレルギー、感染、日光、食事、ほこりやダニなど多くの因子が悪化に関係しています。
1、食事
食物制限は皮膚炎がひどい場合にのみ考慮します。食事だけを考え過ぎないようにして下さい。食物アレルギーは3歳を過ぎるとおこりにくくなります。
原因を調べるために血液検査などが行われますが、検査結果と症状が一致しないこともよくあります。検査で陽性と出た食物を食べても全く症状が出ないこともありますし、生や半生の食品はだめでも、完全に加熱したものでは症状が出ないこともあります。食品添加物が原因のこともあります。食物制限は食べれば皮膚の症状が悪化する食物のみに限定して下さい。極端な食物制限は発育異常をおこします。食物制限自体がストレスとなり、皮膚炎を悪化させる可能性もあります。
2、ホコリ、ダニ
生活環境を整備して、ホコリやダニを減らすことは大切ですが、限度があります。こまめに掃除をし、部屋の換気を良くする、ほこりの出やすいものを止めるなどで十分と思います。ダニやホコリは悪化原因のひとつに過ぎません。
3、薬
ツルツル、スベスベの肌にする必要はありませんが、痒くて落ち着きがない、不眠は困ります。入浴後に塗ると乾燥した肌に水分を保たせる保湿作用のある軟膏があります。赤みが強い時は炎症を抑える塗り薬も必要です。掻くと皮膚のバリア機能が低下し、症状が悪化します。痒みの強い時には痒みを抑える内服薬も併用して下さい。あせらず気長に治療することが大切です。
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