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ミルク嫌い
母乳は飲むがミルクは飲まないという赤ちゃんがいます。母乳のみで良いのですが、母乳が不足する場合に問題になります。生後3か月頃には母親と人工の乳首の違いや飲ませ方の違いにより、母乳とミルクの違いがわかるようになったり、自分で飲む量をコントロールするようになるとも言われています。この頃から哺乳瓶の乳首の感触を嫌がったり、ミルク自体を嫌がる赤ちゃんがいます。ミルクの銘柄を変えたり、飲ますときのミルクの温度や乳首の種類を変えたりして下さい。ただ、ミルク自体を嫌がる子の場合はそれでも飲んでくれません。何とかミルクを飲まそうとイライラしたり、無理に飲ませようと努力すればするほど、ますます赤ちゃんは嫌がり飲まなくなります。ミルクを無理やりたくさん飲まそうという試みはあきらめてください。無理強いは止めて、自分からほしがるようになるまで待つことも考慮して下さい。イライラするとよけいに母乳の出が悪くなります。
育児書やミルクの缶に書いてある哺乳量はあくまで目安であり、元気で、活発な赤ちゃんで、体重の増加が良ければ、基準の哺乳量より少なくても、その子にとってはその哺乳量で十分なのです。ただ、体重増加がかなり悪い場合は小児科専門医に相談して下さい。病気のこともあります。しかし、病気が否定されれば、体重の増加が不良の場合でも、元気で、活発であればミルクは少なくても飲んでくれるだけ、母乳も出てくれるだけで我慢をする必要があります。水分補給や空腹で泣くときには果汁や野菜スープ、おもゆ、赤ちゃん用のイオン飲料水を与えて様子をみる。無糖や砂糖が入ったヨーグルトを食べさせることも考慮して下さい。小児科専門医と相談しながら、4か月頃になってから、離乳食をゆっくり開始します。こういった場合はつぶしかゆから開始し、かゆの量を少しずつ増やしてゆきます。かゆ以外の食物の開始はあせらず、離乳食の進め方もあせりすぎないようにゆっくり進めていく必要があります。こういった食事では体重の増えはゆっくりですが、子供が元気であり、体重がゆっくりでも増えていれば心配は要りません。ミルクは飲んでくれないし、元気で活発な子はミルクの多くが運動エネルギーに消費され体重の増加は特に少なくなりますがこれも心配は要りません。子供はよほどのことがない限り健全に育つように生まれてきています。離乳食が進んでくれば徐々にですが体重は追いついていきます。後遺症も残しません。それまであせらず我慢です。
離乳食
つぶし粥、パン粥のようなドロドロした食事を与え始めた時を離乳の開始といいます。果汁やおもゆ、スープなどを開始しても離乳の開始とは言いません。ただ、離乳食を開始する前に果汁などは特に与えなければならないわけではありません。何でも手でつかんで口に持っていったり、食べ物に興味が出てきたら果汁などは与えないで、離乳食の初期から開始するので十分です。
離乳開始はその子の発育状況にもよりますが生後5か月頃です。低出生体重児や早産児などではもう少し遅らせることが多い。逆に発育が良い場合には4か月頃から開始することもあります。親が食べるのを見ていて口をもぐもぐさせるなどの動作が見られることも開始の目安となります。どろどろした初期の離乳食をごく少量から開始しますが、口に入れてみて舌で押し出してくる場合はまだ時期が早すぎたと判断します。
最初はドロドロした状態のつぶした粥や豆腐、魚、野菜などごく少量から開始します。次に量や種類を増やしてゆきます。開始後1か月ぐらいして離乳食に慣れてくれば1日2回とし、生後9か月頃には3回としますが個人差がありますので子供の状態や調子に合わせて、気楽に考えて下さい。硬さはドロドロ状から、ゆっくりと時間をかけて硬さを増してゆきます。当然、母乳やミルクは最初は好むまま与えます。また、離乳食の後にも好きなだけ飲まします。
離乳食を十分に食べれれば母乳やミルクを卒業して、牛乳を飲ませるようになりますが、母乳を止めなければならないということではありません。止められなければ、栄養的な価値はありませんが、精神の安定も考慮して続けて下さい。その内に、母乳を卒業できるようになります。
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