暑さが本番を迎えています。子供の熱中症(熱射病)では死亡する例もあります。涼しい服装や水分補給を心がけて下さい。

1、あせも
 かゆみがあり、引っかき傷を作ります。その傷に黄色ブドウ球菌などの細菌が感染すると「とびひ」になります。@吸湿性の良い下着(木綿など)を着せるA風通しを良くするB皮膚を清潔に保つCシャワーなどを適宜使用するなどで予防します。薬もあります。

2、熱中症
 高温環境が続くと、水分や電解質の代謝がうまく働きません。小児では体温調節機能は未熟で、水分をたくさん必要とします。汗による体重減少が2%(20kgの子では400cc)以上では水分補給がないと生命に危険が及ぶことがあります。

@     熱疲労

 大量の発汗による脱水や電解質の喪失が原因で、脱力感、嘔吐、頭痛などが症状です。

A 熱痙攣
 発汗での塩分(ナトリウムとクロール)の喪失に、塩分の含まない水分の補給ばかりすると、運動後に手足の筋肉の痛みと痙攣が生じます。

A     熱射病

 体温が異常に上昇すると循環不全を生じ、全身臓器が障害されます。意識障害(行動や言葉がおかしい)、痙攣、死亡することもあります。

対応
 熱中症は予防できます。高温になる環境を避ける。高温下で運動するような場合には適当な休憩や塩分やカロリーの含まれた飲料を十分に摂取させるなどの注意が必要です。また、睡眠不足、運動不足などの体調不良では無理を避け下さい。重症では緊急入院を要します。

3、夏風邪
 代表的な病気としては「手足口病」「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(プール熱)」があります。これらの病気をおこすウイルスは各々数種類ずつあり、いずれも何回もかかります。

@ 手足口病
 口内炎、手のひらと足の裏に小さな水泡性の発疹(赤いぶつぶつ)ができます。乳幼児では膝前面やお尻にも発疹ができます。

A ヘルパンギーナ
 のどの奥(のどちんことその左右)が真っ赤になり、すぐにその部分に口内炎が数個できます。高熱も1〜3日出ます。

B プール熱
 のどの奥が真っ赤になり、目の充血、高熱が4、5日続きます。タオルの共有やプールなどで感染します。

対応
 口内炎ができたり、のどの奥が真っ赤になりますのでのどの痛みが強く、食べない、不機嫌、よだれが多いなどの症状が出ます。イオン飲料水やお茶、プリンやゼリーなどの冷たく、のどごしの良いものを食べるだけあげて下さい。水分さえ飲めていればあまり心配はいりません。薄着で涼しい環境を作って下さい。