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夜泣きと夜驚症
大人は昼間に仕事や家庭があり、夜に眠れないとしんどくなりますが、乳幼児では眠りたい時に眠り、起きたい時に起き、お腹がすいた時に食べるという生活で何ら問題がありません。夜泣きは大人と子供の生活リズムのズレから生じるのです。子供が成長して大人の生活リズムに近づくと夜泣きは自然になくなります。それまで我慢です。夜中におっぱいを欲しがれば与えて、抱っこしてあやしてあげて下さい。
6か月を過ぎて知恵が付き始めれば眠りが浅くなった時にお母さんを探しますし、昼間の興奮の影響が夜に出ることもあります。環境が変わっても興奮します。
睡眠のリズム、夜昼の区別に重要なのは光と言われ、朝の光の刺激を受けると体は覚醒状態となります。また、昼間の適度な疲れも睡眠には重要です。昼寝は乳幼児には必要ですが、昼寝が長いと夜に眠ってくれません。
「夜泣き封じ」のお寺やまじないは全国にたくさんあります。ほとんどの親は「夜泣き」に悩んだ経験を持っています。昼間はわがままを言うし、夜は夜泣きで寝てくれないなど親が困る状況は「かん虫」といわれます。子供は子供のリズムがあり、やりたいこともあります。他人の迷惑など考えられる年齢ではありません。子供に自我が芽生えてきた証拠です。言い聞かして理解できるようになる年齢までじっと我慢です。「かん虫切り」をする習慣もあります。体に傷をつけるような「かん虫切り」は困ります。この傷からB型肝炎が流行した地方がありました。
対応
夜泣きは生後7、8か月頃に最も多く見られ、2、3歳頃には少なくなります。気長に待つことが基本ですが、@朝に光(太陽光や室内の光)を当てる。A昼間はなるべく遊ばす。B昼寝は昼食後の早い時間帯で1〜2時間程度にするなども試みてください。騒がしい、暑苦しい、明るいなどの眠る環境も関係します。
親が子供の夜泣きのために睡眠不足となると大変です。睡眠不足となるような時には小児科専門医に相談して下さい。薬もあります。親が疲れるのは困ります。
夜驚症
入眠後2〜3時間頃に泣き叫んだり、汗をかいたりします。なだめても収まらず、翌朝には覚えていません。添い寝などをしてあげて下さい。緊張やストレスなどが関係しているといわれ、3〜4歳に多く、年齢と共に減少します。夢遊症といって歩いたり服を着たりする症状が起きることもあります。この場合は怪我をしない環境整備が必要です。
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