2018年4月20日


 暖かくなりました。入学、新学期での環境の変化に慣れていませんので、ストレスがかかっていると思います。サポートしてあげて下さい。
 インフルエンザの発生は激減し、ほとんど発生していません。夜に咳き込む風邪、嘔吐下痢症、細気管支炎は流行は続いています。おたふくかぜ、水ぼうそう、症状が発熱だけの風邪も続いていますが大きな流行にはなっていません。現在流行中の嘔吐下痢症は下痢はほとんど伴わずに嘔吐のみで治癒することも多いのですが、嘔吐物や便中にはウイルスがありますので手洗いなどの感染予防が大切です。
 これからは病気の発生は少なく、秋までは小児科外来は混まなくなります。予防接種や日頃気になっていることを相談するには良い時期と思います。
 5月には子どもの日があります。身長、体重、予防接種などをチェックしてみて下さい。ワクチンは感染を予防できますし、かかっても軽症で済みます。副反応は全く無いわけではありませんが、自分の子どもへの個人防衛、妊婦さんや基礎疾患を持った子どもへの感染予防義務、病気流行を抑制するという利点があります。乳児に髄膜炎を起こしやすいインフルエンザ菌b(Hib)のワクチン、髄膜炎や中耳炎を起こしやすい肺炎球菌に対する小児用ワクチンは生後2か月から開始できます。日本脳炎ワクチンは数年前から変わっています。接種無料券が使える年齢が限られています。不明な場合は保健所や小児科に問い合わせて下さい。国の定期接種以外でも、有料にはなりますが接種は可能です。保育園や幼稚園を長期間休まれては困る場合や感染を予防したい場合などには接種して下さい。
 言葉、行動、運動などの発達で気になることがあれば小児科専門医にご相談下さい。健診での身長や体重の数値を母子手帳の後ろのほうにある男女の年齢別の身長や体重を書き込めるグラフに印をつけて下さい。自分の子供が日本人の平均に比べて身長や体重がどの位置にあり、伸び率はどうかなどがわかります。小児科医院に行けば子供の平均身長、体重曲線の詳しいグラフがあります。身長がかなり低い場合はホルモンの分泌が少ないなどの病気のこともあります。ホルモンを補充する治療で身長は良く伸びます。
 2歳頃までの肥満体は問題ないのですが、それ以降では問題になることもあります。小学校以降でかなり太っている場合は脂肪肝など肝機能や糖尿病のチェックが必要です。体に異常が生じるほどの肥満は困ります。逆に、痩せすぎも困ります。低身長や子宮や卵巣の発育不全などを伴いやすく、やせ体型にも程度があり、個人差があります。低身長、将来の不妊や骨粗しょう症などになりやすく、特に十歳代のダイエットは危険です。




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