2019年 1月27日 放送
かん虫、第一反抗期


 子どもはかわいいのですが、育児となると楽しさの中に多くの不安や困難を伴います。子育て中の友人や小児科専門医に相談して下さい。かん虫も反抗期もほとんどの子に出現しますし、特別な薬や対処法はありません。
 赤ちゃんが泣きやまない、夜泣き、食べない、すぐ不機嫌になる、つまり親が困る、大人の思うようにならないことを「かん虫」と表現します。赤ちゃんは成長するにつれ欲求が強くなり、思うようにならなければ腹が立つはずです。自我が芽生え、腹が立つことを覚えると「かん虫」が出てきます。子どもがうまく成長している証拠です。
 2歳頃になると走ったり、言葉を理解したり、行動の幅が広がると同時に、自分で出来ることに喜びを感じるようになります。色々な事に兆戦し、他人が手伝うと「自分で、自分で」と怒ります。急いでいるのにこれをされると、こういった時期だとわかっていても、理性と感情は別で、我が子ながら腹が立ってきます。
 自己が強く出始め、大人のいう「反抗期」です。ただ、子どもは反抗しているのではなく、騒いではいけない場所や急いでいるとか子どものためにという大人の都合や考えを理解できていないだけです。あと数年間はこういう時期だと諦めて下さい。
 出来なかったことに挑戦し、努力します。親にほめられたり、認められることを喜びます。能力がつき、失敗をすることで耐える能力が身についてきます。甘やかしすぎたり、制限のない自由奔放は困ります。悪いことや不注意なことには叱る必要があります。善悪の判断を教えてあげて下さい。これらの体験を通じて衝動にブレーキがかかり、忍耐力が身に付いていきます。
 子育て支援を目的に開発された子育て商品を十分に活用し、自分の生活も楽しみながら子どもを信じ、自信を持って自分たちの現実でのベストの子育てを模索していって下さい。






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